「SmoothMouse」はMac OS Xのマウスカーソル移動で発生しているらしい32msのタイムラグを解消するソフトです(開発者Blog、GIGAZINE、Appleちゃんねる)。
本当に32msの遅延があるのかどうか疑問を感じる方もいるでしょうが、SmoothMouseのフォーラムによると,Appleのエンジニアも認めた問題らしいので、真実味は高いかも。
・The problem has been confirmed by an Apple engineer (thanks to him for that) in an email correspondence with me. He has also mentioned that they were working on a solution.
・The problem has existed at least since OS X 10.4 "Tiger". The current version of OS X (10.8 "Mountain Lion") still exhibits the problem.
・Many people confuse lag with acceleration, this is what my blog post was about.
OS X 10.4 Tigerから、現在 10.8 Mountain Lionまで解決できてない問題らしく、根は深そう。
3rdパーティマウスドライバはダメ
注意書きによると、Logitech Control Centerや、Microsoft IntelliPoint、USB Overdrive、SteerMouseなどの、サードパーティ製ドライバーをインストールしている場合は、SmoothMouseをインストールする前に、アンインストールしなければいけないということ。ドライバーが衝突する可能性があるのだと思います。インストールする場合は要確認を。
試す価値ありかも
WindowsからMacに切り替えた人の場合、マウスの挙動の違いに違和感を感じた人も多いのではないでしょうか。実は私もそのうちの1人で、SteerMouseを導入したのも、マウスの挙動をWindowsと合わせたいからでした。その時はMacとWindowsでマウスカーソルの加速度が違うせいだと思い込んいましたが、タイムラグも影響していたのかも。
ちなみに、SteerMouseでこのように設定して使っています。なんとなくWindowsっぽい動きになってるので、個人的には満足しています。今のところSmoothMouseを使う必要性は感じませんが、機会があれば、SmoothMouse も使ってみようと思います。