Adobeは26日、「Flash とインタラクティブコンテンツの未来」と題したブログ記事を公式サイトに公開。2020年末にFlash Playerのアップデートおよび配布を停止する予定であることを明らかにしました(9to5Mac)。
Adobeは、近年プラグインなしで利用できる、HTML5、WebGL、WebAssemblyなどのオープンスタンダード技術が成熟してきたことをFlashのサポート停止の理由としてあげています。
Flashのサポート終了計画はApple、Facebook、Google、MicrosoftおよびMozillaと協力してすすめられており、コンテンツクリエイターに対しては、上記の新しいオープンフォーマットに移行するよう推奨されています。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは2010年、Thoughts on Flashと呼ばれる文章を公開し、iOSデバイスでFlashをサポートしない理由を力説しました。2020年末についに実現するFlashの終了によってより良い世界が到来するのかどうか注目を集めそうです。