Googleの開発するChromeが、Windows 10のアクションセンターを利用したネイティブ通知をサポートしたことがわかりました(Thurrott、MSPoweruser)。
Googleは今年3月から開発版ビルドであるGoogle Chrome Canaryでネイティブ通知のテストを行っていましたが、本日より安定版ビルドであるChrome 68での公開が始まった模様です。
Chrome開発チームのPeter Beverloo氏は以下のようなコメントを発表しています。
We're now rolling out support for native notifications in Chrome 68 using the Windows 10 Action Center—super exciting! Would love to hear your feedback! pic.twitter.com/UIDzaroR9D
— Peter Beverloo (@beverloo) 2018年8月8日
これまでChrome独自の通知システムに表示されていた、Webサイトの登録や通知の情報が、今後はWindows 10のアクションセンターに表示されることになり、ユーザーは一貫した通知体験を利用できることになります。また通知の表示をWindows 10側から制御したり、集中モード利用時は通知に邪魔されないようになることもメリットです。
ただし同機能は当初Chromeの安定版を使用している50%のユーザーに公開される計画で、ユーザーによってはしばらく機能が利用できない可能性もあるようです。