AppleはiTunes 12.7で、iTunes版のApp Storeを削除するという大きな変更を行いました。Windows PCやMacからiOSアプリを購入できなくなったことに対し不満に思うユーザーも多いなか、App Storeが利用できる「iTunes 12.6.3」がひっそりと公開されていたことが明らかとなっています(MacRumors)。
iTunes 12.6.3は表向きはiTunesを利用してアプリをインストールする必要のある企業向けのものとされ、Mac版、Windows 32bit版、Windows 64bit版がダウンロード可能です。
インストール後、iTunes 12.7への移行を即すプロンプトは表示されなくなるため、アップグレードしたい場合は手動で実行する必要があります。
なおiTunes 12.6.3にダウングレードした後、既存のiTunes Libraryが読み込めない場合、Option/Shiftキーを押しながら起動すれば古いライブラリを読み込むことができます(または手動でダウングレードする手順に従います)。
iTunes 12.6.3はiOS 11やiPhone 8/8 Plus/Xをサポートしていますが、サポート期間は明記されておらず、Appleがいつまで提供する意志があるのかは不明です。