プログラマ35限界説がまことしやかにささやかれる中、大企業「任天堂」の岩田社長が、40歳まで自分でコードを書いていたことが判明し、開発者の関心を集めています(4Gamer、slashdot日本版)。
4Gamerによると、元HAL研究所の岩田社長は元々「スーパープログラマー」。本人曰く「ビデオゲーム業界で,ソフト技術面で自分より秀でたエンジニアはいない」と思っていた時期もあったというほどの腕利き開発者で、40歳までコードを書き続け、任天堂の経営企画室長時代に、ゲームキューブ版の「スマッシュブラザーズ」のコードレビューや、デバッグなどを実際に行っていたそうです。
現在でもシステム系の開発部門を直轄し、自分の技術をアップデートする努力を行っているそうなので、技術の分かる上司として理想の存在なのかもしれません。slashdot日本版では、年齢を重ねた開発者が、管理者となるか、あるいはそのまま現役プログラマーを続行するか興味深い議論が行われています。興味のある方はどうぞ。