Rubyの作者、まつもとゆきひろ氏の新しいプログラミング言語「Streem」のGitHubリポジトリが公開され、世界中から注目を集めています。
世界的に有名なプログラミング言語Rubyを手がけたMatz氏がつぎにどのようなプログラミング言語を開発するのか、プログラマーならば注目せざるをえないところ…なのですが、現在Streemは開発の初期段階で、完成までまだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
こんななか、本家にさきがけGoで実装されたStreem風の言語「Streeem」が開発者mattn氏により公開されてしまいました(goでstreemを実装した、GitHub)。
StreeemでFizzBuzzを解く
Streeemは、以下のFizzBuzzプログラムが動作するところまで作りこまれています。
seq(100) | {|x| if x % 15 == 0 { "FizzBuzz" } else if x % 3 == 0 { "Fizz" } else if x % 5 == 0 { "Buzz" } else { x } } | STDOUT
実際にStreeemをビルドし、サンプルプログラムfizzbuzz.streemを実行してみました。
↑解けてますね。
役に立つ情報が目白押し
リポジトリのコメントなどを見る限り、Streeemは本家Streemを打倒するために開発されたプログラミング言語ではなさそうです。
とはいえ開発者mattn氏による解説記事には、goで言語処理系を作成する際、参考になりそうな情報が大量に詰め込まれています。goを使って新しいプログラミング言語を開発したい人は要チェックだと思います。