プログラミングカンファレンス等を確認するまでもなく、MacBook Proは開発者のためのマシンとして近年大きな人気を誇っています。ハードウェアの完成度が高いだけで無く、UNIX由来の各種コマンドが利用できるmacOSも開発者が好む理由の一つにもあげられると思います。
ところが2017年はその状況が変わってくるのかもしれません。開発者Luca Ciavatta氏は、今年開発者がmacOSから離れLinuxにスイッチする可能性があると、ブログ記事「Why devs are switching from Mac OS X to Linux?」にまとめています。
ブログの根拠は、Appleが開発者の需要を無視し、割高なハードウェアを販売しているというもの。そのために人々はハードウェアとソフトウェアの両面で代替案を探しているというのです。
参考リンクとして同様な動きを伝える以下のようなリンクをリストアップしています。
- My search for a MacBook Pro alternative: MacBook Proの代替マシンを探す
- Finding an Alternative to Mac OS X: Mac OS Xの変わりを探す
- FINDING AN ALTERNATIVE TO MAC OS X: Mac OS Xの変わりを探す(Reddit)
リンク先をざっと確認してみたところMacBook Proの代わりのラップトップは、決定的な選択肢は無いみたいですが(?)、macOSの代わりとしてはFedora / Ubuntu / Arch / ElementaryのようなLinux系OSを押す声が多い模様です。
もちろん開発者といってもMac/iOSアプリを作成する開発者はMacから離れることができませんが、Web系など、Macを直接必要としていない開発者はLinuxを使う選択もありなのかもしれません。
かつてWindowsからMacへの"Switch"が起こったように、今年はMacからLinuxへ乗り換えるユーザーが続出することになるのでしょうか。