Valveは11月5日(現地時間)、Steamクライアントの最新版をリリースしました。最新版ではゲームプレイの録画機能や、その他多数の機能の改良が行われていますが、Windows 7やWindows 8のサポートがついに終了したことが判明しています(Steam News)。
Valveはリリースノートで次のように説明しています。
This version of the Steam client will no longer run on Windows 7 or Windows 8. Users on these OS versions will not automatically update to this new version of the Steam Client. See the Windows 7 and Windows 8 Support FAQ for additional details.
このバージョンのSteamクライアントはWindows 7またはWindows 8では動作しません。これらのOSバージョンをお使いのユーザーは、この新しいバージョンのSteamクライアントに自動的にアップデートされません。詳細については、Windows 7およびWindows 8サポートFAQをご覧ください。
Valveは2024年1月にWindows 7/8/8.1のサポートを打ち切っていますが、SteamクライアントはこれらのOS上でまだ動作していました。今回リリースされた最新版のSteamクライアントはWindows 7/8/8.1で動作しませんが、以前のバージョンは引き続き動作し、当面はゲームをプレイすることはできます。
ただし、Valveの技術サポートは停止されず、近いうちにこれらの古いOSでSteamが完全に動作しなくなる可能性があると考えられます。
現在Steamの全Windowsユーザーのうち、Windows 7を使用しているのは0.28%と少数ですが、該当する方はWindows 10/11への移行を早めに計画しておいた方がよさそうです。
なおMicrosoftが以前提供していたWindows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードは現在打ち切られています。新しいOSに移行するには、Windows 10/11の新規ライセンスを購入するか、プリインストール済みのPCを購入するかしかありません。
[via Neowin]