「Surface Pro 3」のCore i7プロセッサ搭載モデルのユーザーの一部が、過度の発熱問題を報告していることが分かりました(Microsoft Community、Neowin)。
発熱問題が発生するとデバイスが十分下がるまでシャットダウンしておく必要があり(画像の温度計アイコンはオーバーヒートを表しているらしい)、その間ファンが過度に回転する現象も発生することがあるようです。
Microsoft Communityのユーザーは3回交換し合計4つのデバイス全てで同じ問題が発生しているようなので運悪く不良品にあたったわけではなく、排熱処理に何か問題があるのかもしれません。NeowinのCore i5版Surface Pro 3には問題は起こっていないそうなので、Core i7を搭載したハイエンドモデルのみの問題なのでしょうか。
ちなみにITmediaでもSurface Pro 3の冷却機構をテストしていて、サーマルスロットリング(CPUが発熱しすぎないように動作クロックを下げる機能)が働く場合があり、パフォーマンスを100%発揮できないこともあると報告しています。
薄く洗練されたSurface Pro 3ですが、冷却能力ではSurface Pro 2のほうに分があるようです。