Microsoftのフラッグシップハードウェア「Surface Pro 6」と「Surface Book 2」に最新ファームウェアを適用するとCPUの動作周波数が400MHzに制限されるストットゲートと呼ばれる問題が発生しています。
不具合が発生すると、CPUの周波数を一時的に引き上げるTurbo Boostも無効となり、処理能力が大きく制限されることが確認されているなか、MicrosoftがWindows Update経由で修正プログラムを配信し、この問題に対処する予定であることがわかりました(Windows Latest)。
MicrosoftのエンジニアEddy Atinda氏は9月28日、修正プログラムがテスト中で品質基準に合格すればWindows Updateで全てのユーザーに提供する予定だと説明しています。
Thank you for reporting the issue. We are testing a fix that will release as soon as it passes our quality testing. When the fix is released it will be made available through Windows Update,
Microsoftは不具合の原因を明らかにしていませんが、Intel CPUのフラグである「BD PROCHOT」が影響していると指摘しているユーザーも存在します。ファームウェアの更新によってCPU温度が低い場合にもBD PROCHOTがアクティブになり、結果としてCPU処理速度が制限されていたのではないかとの予想です。