Swift言語およびランタイムの管理を行っているAppleのTed Kremenek氏は5月6日、Swift言語のメジャーバージョンアップ版「Swift 3.0」のリリース計画を公式ブログにて公開しました。Swift 3.0正式版の公開日はまだ決まっていませんが、リリースにいたる道筋が明らかとなっています。
記事によるとSwift 3.0は品質の向上のため開発者向けプレビュー(seeds or betas)を何度かリリースした後に正式版がリリースされる計画となっています。
プレビュー版のためのブランチとしてswift-3.0-preview-x-branchが、正式版のためのブランチとしてswift-3.0-branchが作成される予定で、最初のプレビューブランチであるswift-3.0-preview-1-branchは5月12日に作成されることが決定しています。
最終的なプレビューブランチ(そしてリリースブランチ)となるswift-3.0-branchの作成日はまだ決定していませんが、決定しだいswift-devメーリングリストや公式ブログで公開されるとのこと。
Swift 3.0はSwift 2.2とソースコードの互換性がなく、言語およびライブラリに関する基礎的な部分の変更が含まれています。またSwift 3.0にはSwiftパッケージの開発および配布をサポートSwift Package Managerが含まれる予定です。