SwiftでAndroidアプリ開発が可能に。公式SDKのナイトリープレビューが公開

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Swift開発チームは10月14日(現地時間)、Swift言語を使ってAndroidアプリを開発することができる「Swift SDK for Android」のナイトリープレビュー版のリリースを発表しました。これにより、iOSとAndroidの両方でSwiftを使ったクロスプラットフォーム開発が現実のものとなります。

Swiftはこの10年で、クラウド、Windows、Web、マイコンまで対応範囲を広げてきました。今回のAndroid対応は、Swiftの「どこでも動く」ビジョンをさらに前進させるものとなっています。

Swift SDK for Androidは現在、ナイトリープレビュー版が公開中で、Windows版はインストーラーに同梱、Linux/macOS向けには別途提供されています。Getting Startedガイドとサンプルプロジェクトが用意されており、すぐに開発を始めることができます。Swift Package Indexでは、すでに25%以上のパッケージがAndroid対応済みとのことです。

Javaとの相互運用もサポートしており、swift-javaプロジェクトにより、SwiftとJava間のバインディングを自動生成することができます。Androidの既存APIやJavaコードとSwiftを安全かつ効率的に統合することができます。

Swift SDK for Androidは、Swiftを使ったクロスプラットフォーム開発の可能性を大きく広げるものとなっています。iOS開発者にとっては、既存のSwift資産を活かしてAndroidアプリを展開できるチャンスであり、Android開発者にとっては、Swiftという新たな選択肢によってより多様な開発スタイルを選択することが可能になります。

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