オープンソース化されてさらに注目を集めているAppleのプログラミング言語「Swift」。世界中の開発者から、Swiftを改良するためのさまざまな提案が行われていますが、中には毎回却下されてしまう不遇な提案も存在するようです
そんな提案をまとめたページ「Commonly Rejected Changes」がAppleによって公開されています。
Commonly Rejected Changesによる却下される提案は以下の通りです。
- {}の括弧シンタックスをPythonスタイルのインデントで置き換え
- 論理演算子(&&、||、など)を"and"や"or"で置き換え
- 三項演算子の置き換え
- if/elseとswitchを式にする
- SwiftコンパイラーをSwiftで書き換える
- closureリテラルシンタックスの置き換え
- 文字列リテラルのためのシングルクォート
- continueキーワードをnext、skip、advanceなどで置き換え
- do/try/repeatをC++スタイルシンタックスで置き換え
却下理由やそれぞれの構文の説明は同サイトで確認してみてください。なおここにリストアップされた提案をさらに行う場合「好きだから」とか「他のプログラミング言語で採用されているから」といった理由以上の根拠が必要になる、と説明されています。