AppleのChris McGee氏は3月28日(現地時間)、Swiftのバージョン管理ツール「swiftly」の初の安定版となる「swiftly 1.0」をリリースしました(公式ブログ)。
swiftlyは、Swiftツールチェインのインストール、管理、更新を簡素化し、Swiftの複数のバージョン間での切り替えをスムーズに行うためのツールです。
swiftlyは、これまでLinux環境でSwift開発者サポートするためのコミュニティツールとして使用されてきましたが、このリリース以降は、Swiftのコアツールチェーンの一部として公式にサポートされ、Xcodeとは別にSwiftを利用するユーザーのために、macOSのサポートも追加されています。
swiftlyのメリットは次の通りです。
- SwiftをXcodeから独立して使用できる: Xcodeに依存せずSwiftのツールチェインを単体でインストール可能。
- 異なるバージョンを切替可能: プロジェクトごとに異なるSwiftバージョンを指定してチーム全員が同じ環境で開発できる。
- Linuxやその他のプラットフォームでSwiftを簡単にインストールできる: macOS以外でも簡単にSwiftをインストールして利用可能。
- CI/CD環境での活用: 継続的インテグレーションやデプロイメントパイプラインにおいて、swiftlyを使って迅速に適切なバージョンを設定・切り替えることができる。
swiftlyはより柔軟で幅広い開発ニーズに応えるツールであり、MacユーザーもXcodeを補完するツールとして利用することができます。
例えばMacの場合以下のコマンドでSwiftツールチェインをインストールすることができます。
curl -O https://download.swift.org/swiftly/darwin/swiftly.pkg && \ installer -pkg swiftly.pkg -target CurrentUserHomeDirectory && \ ~/.swiftly/bin/swiftly init --quiet-shell-followup && \ . ~/.swiftly/env.sh && \ hash -r
対応プラットフォームはmacOS/Linuで、Windowsには今のところ対応していません。