Appleが2016年に公開したmacOS Sierra 10.12では、これまでAppleが提供してきたJava 6がサポート環境から外れています。
Javaの開発を行う場合は、開発元であるOracleの最新JDKを使用すればいいのですが、Java 6を必要とするソフトウェアをmacOS Sierraでも使いたい場合、この方法ではうまくいかないこともあります。
本日はmacOS SierraでAppleが提供するJava 6を使用する方法を説明します。
ただしAppleのサポートはすでに打ち切られていますので、古いJavaをインストールして発生するセキュリティリスクなどは自己責任で引き受ける必要があります。ご注意ください。
Java for OS X 2015-001をインストールする
Appleが提供するJava 6は、OS X 10.11 El Capitan、OS X 10.10 Yosemite、OS X 10.9 Mavericks、OS X 10.8 Mountain Lion、および OS X 10.7 Lionをサポートした「Java for OS X 2015-001」が最新版です。
ダウンロードボタンをクリックしjavaforosx.dmgをインストールします。
「続ける」でインストールを続行します。途中でパスワードを入力する必要がありますが、特に問題無くインストールは完了します。
ターミナルから「java -version」を実行するとバージョン"1.6.0_65"のJavaがインストールされていることが確認できました。
まとめ
macOS Sierraではサポート外となってしまったAppleのJava 6をインストールする方法を説明しました。Java 6がないとAdobe CS 6のように一部ソフトが動かない場合もあるようです(ただしCS6の場合空フォルダを作ればJavaは無くても良いようですが…)。
サポート外ですのでどうしてもJava 6が必要な方だけお試しください。