Microsoftの最新のオペレーティングシステム「Windows 10」は、2015年にオリジナル版がリリースされた後も半年に一回のペースで機能アップデートを続けています。
現在までに多数のWindows 10のバージョンが公開されたことになりますが、公式サイトからはサポート期間中のバージョンのISOファイル以外は簡単にダウンロードすることができません。
今回はWindows用のフリーソフト「Rufus」を使用して、Windows 10の過去のバージョンのISOファイルをダウンロードする方法を説明します。
Rufusを利用してISOファイルをダウンロード
Rufusはもともと起動可能なUSBドライブを作成できるツールとして有名ですが、2019年4月に公開されたv3.5以降でWindows 8.1/10のISOファイルダウンロード機能が追加されました。
Rufusを利用してISOファイルをダウンロードする手順は以下の通りです。
▲「ブートの種類」で「ダウンロード」を選択してクリックします。
▲「バージョン」で「Windows 10」を選びます。
▲「リリース」でダウンロードしたいWindows 10のバージョンを選びます。
▲「エディション」「言語」「アーキテクチャ」を選ぶと「ダウンロード」ボタンが表示されます。
▲ISOファイルの保存場所を指定するとダウンロードを始めることができます。
なおWindowsのISOファイルをダウンロードするスクリプトは「Fido: Full ISO Download Script」としてGitHubで公開されています。
まとめ
MicrosoftはなぜかWindows 10のダウンロードリンクを直接公開していませんが、Rufusを使用すれば簡単にISOファイルをダウンロードすることができます。テストや実験などで過去のバージョンが使用したい場合、覚えておくと便利なテクニックです。
タイトル | Rufus | |
---|---|---|
公式サイト | https://rufus.akeo.ie/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7472-rufus | |
説明 | 起動可能なUSBドライブを簡単に作成することができるソフトウェア。 |