次期iPhone / iPadに搭載されると予想されている新型チップ「A9」。これまで、Samsungがメインサプライヤーとして選ばれるのではないか?というもっぱらの噂でしたが、ここにきて対立する情報が流れてきました(MacRumors、AppleInsider)。
その情報の発信源は台湾のメディアTaipei Times。TSMCが2014年のA8チップに引き続きA9チップのメインサプライヤーに選ばれるだろうと予測しています。
二社の技術力は同程度のため、量産時の歩留まりが重要な要因となり、より良い歩留まりを実現できるTSMCが来年のA9チップのメインサプライヤーに選ばれる可能性が高い、と理由を挙げています。
近年、チップ技術の発達により製造の難易度が上昇しており、Appleは供給元を複数確保することで1社の遅れをカバーする狙いがあると見られています。来年もSamsungとTSMCの2社がメインとなってAppleのiOSデバイスのチップを供給するのは間違いなさそうです。