Twitterは10月29日(現地時間)、Twitter for Macの最新版v8.1を公開しました。最新版はmacOS Catalina以降のmacOSで動作可能で、Mac App Storeから無料でダウンロードすることができます。
Twitter for Macは、macOS Catalinaで導入された、iPadアプリをMacで動かしやすくする技術「Catalyst」を利用して作られたアプリです。このため基本的なUIはiPad版に非常に似ていますが、ダークモードや複数ウィンドウ対応など、Macならでは機能も利用可能となっています。
v8.1では不具合の修正のほか、キーボードショートカットやドラッグ&ドロップ、トラックパッド関連の機能の改良も行われています。
今回の Twitter for Mac のアップデートでは数多くのバグ修正と機能改善を行いました
- バグ修正: アプリを終了後にすぐに起動しなおすとアプリが使用不能になる問題を修正しました
- バグ修正: 特定のウィンドウを ESC キーで閉じるとスクロールが一時的にできなくなる問題を修正しました
- バグ修正: ユーザー名を副ボタンのクリックするとそれ以降副ボタンのクリックが動作しなくなる問題を修正しました
- バグ修正: いくつかのウィンドウでウィンドウ内のどの部分をドラッグしてもウィンドウ自体が移動してしまう問題を、画像や動画などの表示する場合を除いて画面上部以外では移動しないように修正しました
- バグ修正: メッセージタブでメッセージリクエスト画面を表示するとメッセージタブを再度クリックする以外に前の画面に戻れなくなる問題を修正しました
- バグ修正: いくつかのメニュー項目を修正し、macOS 標準のメニューと一致するようにしました
- バグ修正: フォントとアイコンが小さすぎる問題を修正しました。設定とプライバシー - 画面表示とサウンド の設定画面で6種類のサイズに変更できます
- バグ修正: プッシュ通知を有効にする確認画面が表示されない問題を修正しました
- バグ修正: App Store から Twitter を共有するとアイコンだけが共有されていた問題をリンクも共有されるように修正しました
- バグ修正: 画像のある通知の画像が表示されない問題を画像のプレビューが表示されるように修正しました- 機能改善: アプリがフルスクリーンで表示されている時に、ツイート作成画面や画像や動画の表示画面を別ウィンドウで表示しないように変更しました
- 機能改善: アカウント切り替えを簡単にするために、「アカウント」項目をメニューに追加しました
- 機能改善: 表示メニューにタイムラインをナビゲーションするキーコマンドを追加しました
- 機能改善: Command + N をアプリのどこでも利用可能にしました
- 機能改善: Command + N は常に新規ツイート作成画面を表示するようにしました。これまでのように返信をする場合は該当のツイートを選択して R を押してください。
- 機能改善: 動画ファイルの Finder からツイートへのドラッグ&ドロップに対応しました。
- 機能改善: 動画やアニメーションGIF、複数画像ファイルの Finder からツイートへの貼り付けに対応しました。Command + V か、副ボタンのメニューから貼り付けを選んでください。
- 機能改善: トラックパッドとマジックマウスのジェスチャーに対応しました
- 機能改善: 前の画面に戻るキーボードショートカットに Command + 左矢印 を追加しました。これまでの Command + [ を使うことも可能です