Microsoftは本日、オープンソースのプログラミング言語TypeScriptの最新版「TypeScript 1.5」をリリースしました(TypeScript Blog)。最新版は本日リリースされたVisual Studio 2015に同梱されているほか、個別に以下のリンクから直接ダウンロードすることもできます(Visual Studio 2013用、npm、GitHub)。
TypeScript 1.5にはES6の機能が多く取り入れられており、TypeScriptの、ES6の主要な機能に対して型チェックを提供し、ES6のスーパーセットとなるという目標に近づくリリースとして位置づけられています。
具体的な新機能としては、ES6 moduleシンタックス対応を含むModule機能の強化や、"tsconfig.json"の導入によるプロジェクト設定の簡略化、ES7で提案されているDecorator機能のサポートなどがあげられています。
今後はロードマップに従い、TypeScript1.6の開発に向かって進んでいくことになります。