Canonicalは4月22日(現地時間)、Ubuntu 21.04 "Hirsute Hippo"をリリースしました(Phoronix)。
Ubuntu 21.04の注目の新機能は、サポートされているGPU/ドライバー構成でX.Orgセッションではなく、 Waylandセッションがデフォルトになったことです。X.Orgセッションは、サポートされていない構成やWaylandセッションを使用したくない場合に引き続き利用できますが、Waylandの機能や性能、信頼性が、Ubuntuの標準として使用できるレベルまで向上したことは注目に値します。
デスクトップ環境は引き続きGNOME 3.38が採用されていて、GNOME 40への移行は行われていませんが、新たなダークテーマが導入されています。
またMesa 21.0とLinux 5.11が搭載され、最新のハードウェアをサポートしています。Python 3.9やその他、多数の最新パッケージも準備されています。
新バージョンの詳細はUbuntu.comのリリースアナウンスで確認可能です。