Microsoftが、「Validation OS」 のISOファイルを更新したことがわかりました(Neowin)。
Validation OSは、Windowsの軽量版で、ハードウェアベンダーがハードウェアの不具合をテスト、検証、修復するために設計されたオペレーティングシステムです。
Microsoftは次のように説明しています:
Microsoft Validation OS is a lightweight, fast, and customizable Windows 11-based operating system that you can use on the factory floor to diagnose, mitigate and repair hardware defects during Windows device manufacturing. Validation OS boots into a Command Line environment to increase reliability on the factory floor and supports running Win32 apps, smoothing the transition from early hardware bring-up to retail OS and apps development.
Microsoft Validation OSは、軽量、高速、カスタマイズ可能なWindows 11ベースのオペレーティング・システムで、Windowsデバイスの製造中にハードウェアの欠陥を診断、緩和、修復するために工場で使用することができます。Validation OSは、工場現場での信頼性を高めるためにコマンドライン環境で起動し、Win32アプリケーションの実行をサポートすることで、初期のハードウェアの立ち上げからリテールOSおよびアプリケーション開発への移行をスムーズにします。
Microsoftは、2022年6月に初めてValidation OSをリリースし、2023年7月にISOファイルを更新しました。
今回公開されたISOファイルはBuild 26100.1に基づいており、Windows 11 Version 24H2のRTMビルドに対応したものとなっています。
Windows 11 Version 24H2はArmプロセッサを搭載したCopilot+ PC向けにはすでに正式に公開されており、その他のPCで利用できるバージョンもRelease Previewチャンネルでテストが進められています。
Microsoft Validation OSは、ARM64とAMD64に対応し、ISOファイルはこちらからダウンロードすることができます。