Microsoftは10月6日(現地時間)、次期Visual Studioの評価版「Visual Studio 14 CTP 4」を公開しました。CTPとはCommunity Technology Previewの意味。開発者からフィードバックを受け取るためのものなので安定性を求める方は注意が必要です(ダウンロード、Visual Studio Blog、Neowin)。
CTP 4では、ASP.NET vNextツールとランタイムの更新、デバッガーの改善が行われています。デバッガーはブレークポイントの設定情報がPeekウィンドウに表示され、ブレークポイントの設定条件やアクションの設定も可能になっているようす。
TypeScriptも大幅スピードアップ
またこれに合わせTypeScript 1.1のCTPもリリースされています。1.1 CTPにはType Script 1.0と完全な互換性を持つ著しく高速化されたコンパイラが搭載されていて、新しいVisual Studioと同時に使用することで、インテリセンス、コードナビゲーション、統合ビルドなどの恩恵を受けることができるようになっています。Type Script 1.1 CTPの改善点はTypeScript Blogに詳しく書かれています。