Microsoftが提供しているWindows用の統合開発環境「Visual Studio」は、定期的に更新され、常に新しい機能が追加され続けています。
今回、Visual Studioの検索機能を大幅に改良する「All-in-One Search」と呼ばれる検索機能が開発中である事がわかりました(Visual Studio Blog)。
新しい検索機能は、ファイルやクラス、メソッドといったコードの検索機能と、IDEの機能やオプション等の機能の検索機能を一つにまとめるものです。個別の検索機能を呼び出す手間を省き、生産性の向上につながることが期待できます。
All-in-One Searchは現在開発中の機能で、Visual Studioのプレビュー版17.5.0を使用し、「Tools > Options > Environment > Preview Features > New Visual Studio Search Experience」から有効にする必要があります。
All-in-One Searchが有効になると、タイトルバーに「Search」ボタンが追加され、Ctrl+T
でコード検索を、Ctrl+Q
で機能の検索を実行できるようになります。
コード検索の実行結果は、ボタンや"f:"、"t:"、"m: "という接頭辞を使って、ファイル、タイプ、メンバー絞り込むことができ、プレビューウィンドウで直接編集することもできます。
新機能の詳細は以下の動画で確認する事もできます。