VideoLANがマルチプラットフォームのメディアプレイヤー「VLC」の最新版「VLC 3.0.19」を公開しています。公式サイトのリンクはまだ3.0.18のままですが、こちらからファイルをダウンロードすることができます(リリ-スノート)
VLC Media Player 3.0.19は1年ぶりのアップデートとして、多くの修正や新機能、変更、セキュリティ修正が含まれています。
新バージョンではAV1ファイルの取り扱いが改善され、Windows版ではAV1ファイルを再生する際にハードウェアデコードを利用することができるようになりました。ソフトウェアデコードでもHDRサポートが改善され、AV1 GBRP ストリーム、AV1超解像ストリーム、モノクロストリームの修正も行われています。
低解像度の動画をアップスケールする超解像スケーリング(Super Resolution scaling)が、NvidiaとIntelのGPUでサポートされサポートされるようになり、WAVファイルのRIFF INFOタグのサポートや、Windows 11ホストでのSMB互換性の改善、WindowsのMMDeviceオーディオ出力スレッドの改善なども行われています。
Linux版では、レンダリングの問題が修正され、macOSでもクラッシュの修正やlibVLC APIのメモリリークの修正が行われています。
その他、zlibとvpxのライブラリ更新が行われ、セキュリティ問題CVE-2022-37434とCVE-2023-5217への対処が行われています。
タイトル | VLC media player | |
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公式サイト | http://www.videolan.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/983-vlc-media-player | |
説明 | MPEG2に単独で対応したマルチメディアプレーヤー。 |