VMwareは22日、Mac用の仮想化ソフト「VMware Fusion 10」を今年の10月から販売開始することを発表しました(MacRumors)。
VMware Fusion 10は、macOS High Sierraと完全に互換性を持ち、MacBook ProのTouch Barや、AppleのグラフィックAPI「Metal 2」もサポートしています。またゲストOSとしては、Windows 10 Fall Creators Updateにも対応しています。
ユーザーインターフェイスも刷新され、複数の仮想OSをタブによって管理できるようになったほか、仮想OSのインストールウィザードや、移行ウィザードが新しくなっています。
同時にVMware Fusion 10 Proも発表され、こちらはvSphereの制御機能や、RESTベースのAPIをサポートしたITプロフェッショナルや開発者向けのエディションとなっています。
VMware Fusion 10の新規価格は79ドル、アップグレード価格は49ドル。VMware Fusion 10 Proの新規価格は159ドル、アップグレード価格は119ドルです。Fusion 8.5/8.5 Proを8月22日から11月1日までの間に購入したユーザーは無料でアップグレードすることができるとのこと。
同時にWindows向けのVMware Workstation 14シリーズの発表も行われています。