VMwareは本日、公式オンラインストアにて仮想化ソフトの新バージョン「VMware Fusion 10」や「VMware Workstation 14」の販売を開始しました(Fusionブログ、Workstationブログ、窓の杜)。
Mac用の仮想化ソフト「Fusion 10」の新規ライセンス価格は9,925円、アップグレード価格は6,253円。開発者やIT担当者向けの「Fusion 10 Pro」の新規ライセンス価格は19,753円、アップグレード価格は14,893円となっています。
一方Windows向けの「Workstation 14 Pro」の新規ライセンス価格は30,877円、アップグレード価格は18,565円です。現在特別なセールなどは開催されていません。
VMware Fusion 10は、macOS High Sierraと完全な互換性を持ち、MacBook ProのTouch Barや、Appleの新しいグラフィックAPI「Metal 2」をサポートしています。またゲストOSとしては「Windows 10 Fall Creators Update」を始めとした最新OSに対応しています。
ユーザーインターフェイスも刷新され、複数の仮想OSをタブによって管理できるようになったほか、仮想OSのインストールウィザードや、移行ウィザードが新しくなっています。
VMware Workstation 14 Proの新機能としては、ネットワーク環境をシミュレートできる仮想ネットワークシミュレーション機能や、新しいリモートコントロール機能の追加、Windows 10 Fall Creators Update、Windows Sever 2016、Ubuntu 17.04、Fedora 26といった各種最新OSへの対応が上げられています。