Appleは本日、開発者向けにApple Watch用アプリを開発するための開発キット「WatchKit」を公開し(プレスリリース)、WatchKitが利用できるiOSの最新ベータ「iOS 8.2 beta」と「Xcode 6.2 beta with WatchKit」の提供を開始しました(MacRumors、9to5Mac)。
開発者は、iOS 8.2 betaとXcode 6.2 beta with WatchKitをDev Centerからダウンロードすることができます。
iPhoneとの接続が必要
WatchKit公式サイトおよび9to5Macなどによると、WatchKitでは、現在「WatchKit Apps」、「Glances」、「Actionable Notifications」という3種類のアプリを作成することが可能。
WatchKit Appsは、完全なユーザーインターフェイスを持ちユーザーが起動可能なアプリケーション、Glancesは定形のリードオンリーの通知(天気の表示などに使う)、Actionable Notificationsはユーザーがアクションできる通知、という違いがありますが、どれもiPhoneと接続して動作することを前提としていて、プログラムコードはiPhoneで動き、UIがApple Watchで表示される形式となっている様子。
AppleによるとフルネイティブなApple Watchアプリは、来年の後半に実行可能になるということです。
来年のAppleWatch発売で、iPhoneリリース時のようにアプリのビッグビジネスが立ち上がる可能性があるかもしれません。一攫千金を目指す開発者は今から開発を始めると良いかもしれません。