MicrosoftがWindowsに不人気な機能を追加する理由

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Microsoftは2022年後半、Windows 11用としては初となる機能アップデート「22H2」を提供する予定す。また、さらにその先の「23H2」に向けた新機能の開発も始まっており、そのうちのいくつかは、Windows Insider ProgramのDevチャンネルでお披露目されています。

このように、Windows 11の新機能は次々と追加されていますが、これらの新機能のすべてがユーザーにとって歓迎されているわけではないようです。Windowsの不人気機能がなぜ追加されたのかgHacksが分析しています。

gHacksが指摘する不人気機能の一つは、つい最近導入されたWindowsデスクトップ検索ウィジェットです。

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デスクトップに検索バーが表示され、Web検索をすばやく実行できるという機能ですが、検索はMicrosoftのBingにリダイレクトされ、すべてのリンクはMicrosoft Edgeで開かれます。検索ウィジェットを無効にすることはできるものの、検索エンジンや、Webブラウザを他のものに変更することはできません。

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また最近Windows 10には、検索ハイライトと呼ばれる機能が導入されました。タスクバーにアイコンが追加され、現在の日付に関連した情報が検索パネルに表示されるという機能ですが、見覚えのないアイコンが急に追加され戸惑ったユーザーも多いとされています。

Windows 11のウィジェット機能やWindows 10のニュースと関心事項も議論を呼んだ機能です。ニュースや天気予報、株式市場の情報などを素早く確認できるものの、情報の提供元がMSNやBingなどMicrosoftが提供するものに限定されており、リンクがMicrosoft Edgeだけで開かれることも問題視されています。

これらのあまり人気がない機能が次々と導入されている事に関し、gHacksは、MicrosoftがEdgeやBing、その他Microsoft関連のサービスの利用者を増やしたいためだと指摘しています。利用者が増えることで、広告収入も増加し、Microsoftの収益につながることが予想できるからです。

検索エンジンや、Webブラウザの変更は技術的には簡単でも、このような方針があるかぎり簡単には実現されることはないのかもしれません。

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