Macのタスク切り替え機能「Command+Tab」では、ウィンドウ単位ではなく、アプリ単位のタスク切り替え機能が実行できます。
アプリ単位のタスク切り替え機能は、タスクの数が少なく分かりやすいという利点がある反面、同じアプリ内の別のウィンドウが選択ができないという欠点も持っています。
本日紹介する「WindowSwitch」はこの問題を解決する無料のMacアプリです。このアプリを常駐しておくと、「Option+Tab」を押すことによって、上の画像のようにウィンドウごとのタスク切り替えが実行できるのです。
「Command-Tab Pro」というより高機能な有料アプリを開発する、 MacPlus Softwareによって開発されたアプリです。
以下使用法を説明します。
WindowSwitchの使用方法
WindowSwitchの公式サイトからzipファイルをダウンロードして解凍します。中に含まれる「WindowSwitch.ap」をアプリケーションフォルダにコピーします。
初回実行時はアクセシビリティの設定が求められます。
▲システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」の「アクセシビリティ」で「WindowSwitch.app」にチェックを入れます。
▲WindowSwitchが実行されている状態で「Option+Tab」キーを押すと、実行中アプリのウィンドウが一覧表示されます。Optionキーを押したままTabを押していくと、選択項目が切り替わり、キーを離すと選択されたアプリのウィンドウが前面に表示されます。
▲設定画面ではショートカットキーやテーマを変更することができます。ショートカットキーはデフォルトで「Option+Tab」ですが「Ctrl+Tab」や、カスタムキーを設定することが可能です。テーマはライトの他にダークが存在し、省スペースのコンパクトスタイルを選ぶこともできます。
まとめ
「WindowSwitch」はMacでウィンドウ単位のタスク切替を実現する無料アプリです。同種のアプリとして「HyperSwitch」や「Witch」もありますので、MacでWindowsのようなウィンドウ単位のタスク切り替えを使用してみたい方は試してみると良いかもしれません。
タイトル | WindowSwitch | |
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公式サイト | http://www.noteifyapp.com/windowswitch/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7588-window-switch | |
説明 | Macでウィンドウ単位の切替タスク切替を実現するシンプルなユーティリティ。 |