Windows 10の開発スケジュールが変更され、次期大型アップデートである20H1は2019年12月に、その次の大型アップデート「20H2(Manganese)」は2020年6月にRTMが完成する予定だとWindows Centralが報じています(Softpedia)。
Windows 10のRTM版はこれまで3月と9月にRTM版が完成していましたが、Azureの開発スケジュールと揃えるためにこれが変更され、スケジュールの調整のため20H1がかなり早期から公開されていた模様。20H1の機能追加はすでに8月に完了しており、現在は細かな改良や不具合の修正が行われている段階のようです。
また次期大型アップデートである20H2の開発もMicrosoft内部ではすすめられていて、今後数週間以内にプレビュービルドが公開され、2020年の6月にRTMが完成すると見込まれています。このため2020年内に発売される予定の2画面デバイス「Surface Neo」も20H2がベースとなり「Windows 10X」が同時にRTMに到達すると見込まれています。
ただし一般向けの公開がいつになるかは不明なようで、春と秋に大型アップデートが公開される従来のスケジュールが維持される可能性もある模様。その場合SlowリングやRelease Previewリングを使用して、最終ビルドが公開される前に広範なテストが実施されると予想されています。