Windows 10 Version 2004に最新のオプションアップデートを適用し、レジストリを変更することで、Windows 10の次の機能アップデート「Windows 10 20H2」の新機能をアンロックできることがわかりました(Windows Latest)。
Windows 10 Version 2004と20H2は、Version 1903と1909の関係のように、共通の更新プログラムが適用される方式となっています。2004では20H2で導入される新機能が無効化されているだけのため、設定変更によって機能を有効にすることができるのです。
20H2ではテーマに対応したライブタイルの表示や、Microsoft EdgeのタブをAlt+Tabに表示する機能など、いくつかの注目の新機能が追加されています。
目次
Windows 10 Version 2004で新しいスタートメニューを有効に
以下の方法は危険を伴うレジストリの変更を必要とします。操作に自信のある方、あるいはテスト用のデバイスで実行することをおすすめします。
手順は以下の通りです。
- オプション更新プログラムのKB4568831をインストールする。
- メモ帳を開いて以下の内容を20H2.regとして保存。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSetControlFeatureManagement\Overrides02093230218] "EnabledState"=dword:00000002 "EnabledStateOptions"=dword:00000000
- 20H2.regをダブルクリックて実行。
- システムを再起動。
これで新しいスタートメニューを始めとした20H2の新機能を試すことが可能です。
▲Alt+Tabキーの動作は「設定 > マルチタスク」からカスタマイズすることができます。