Microsoftが今年後半に公開する予定のWindows 10の機能アップデート「Windows 10 Version 21H2」は、UIの刷新を含む大規模アップデートになると見込まれています。
しかしSun Valleyとも呼ばれる21H2で予定されている変更はOSの外観だけでなく、コントロールパネルに含まれる「Windows Tools」の再編成など、内部的な変更が含まれている可能性があることがわかりました。
先日Windows Insider ProgramのDevチャンネルユーザー向けに公開された、Build 21354では「管理ツール」がスタートメニューが削除され、かわりに「Windows Tools」が追加されています。
Windows Toolsには40以上のショートカットが存在し、 「Windows PowerShell」、「Power Automate Desktop」、「クリックアシスト」、「コマンドプロンプト」、「ファイル名を指定して実行」「ステップ記録ツール」、「リモートデスクトップ接続」などが含まれていることが分かります。
「Windows Tools」はスタートメニューから開くことができるほか、コマンドプロンプトに「control admintools」と打ち込んで起動することも可能です。
MicrosoftはWindows 10のコントロールパネルの機能を徐々に設定画面に移行していますが、今回の変更が行われたということは、もうしばらくコントロールパネルが存続することを意味しているのかもしれません。