Microsoftは8月2日、Windows 10の提供開始以来2回目の大きな更新としたWindows 10 Anniversary Updateの配信を開始しました。当初は思ったよりもシェアが伸びていないと指摘されることもあったようですが、それも今は昔。すでに大多数のWindows 10マシンで、Windows 10 Anniversary Update(Windows 10 Version 1607)が動作していることが、調査会社AdDuplexのレポートより判明しています(Softpedia)。
76.6%の圧倒的多数
AdDuplexの調査によるとWindows 10全体のなかで、Windows 10 Anniversary Updateのシェアは76.6%と圧倒的多数。Windows 10 November Update (version 1511)はすでに18.7%、2015年7月に公開されたオリジナル版のWindows 10を使用しているユーザーはわずか4%に減少しています。またプレビュー版のRedstone 2ビルドを動かしているユーザーも0.7%ほど存在している模様。
11月までにはロールアウトが完成か
Windows 10 Anniversary Updateを公開した際、Microsoftは今後3ヶ月をかけて更新を順次ロールアウトしていく計画を発表しました。この計画通りならば今年の11月には、Windows 10 Anniversary Updateをインストール可能な全てのPCに対して、Windows Update経由で更新が配布されることになります。
未だWindows Update経由でWindows 10 Anniversary Updateが配信されていない場合、"その日"を待つこともできますが、Media Creation Tool等を使用して、手動でインストールすることも可能です。