Microsoftは14日(現地時間)、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 April 2018 Update」が、全てのWindows 10デバイスで入手可能になったことを発表しました(Softpedia)。
Windows 10 April 2018 Updateは4月30日(米国時間)に公開が開始されたWindows 10の大型アップデートで、5月8日からはWindows Updateでも公開が始まりました。ただし全てのユーザーに一斉に公開されたわけではなく、適合性の高いデバイスから順次配信が始まり、徐々に範囲を広げていく順次公開方式が採用されています。
アップデートが全てのWindows 10マシンに対して公開されたということは、順次ロールアウトの最終段階に入ったことになります。
今回のWindows 10 April 2018 Updateの配信では、AIの活用範囲を拡大し、バグを発見した後、影響を受ける可能性のある特定のシステムへの公開を中断し、修正を提供してから公開を再開するという一連の流れを大幅に短縮できたとのことです。現在Windows 10 April 2018 Updateはすでに2億5000万台のデバイスにインストールされているそうで、これは歴代のWindows 10のなかで最速の記録とされています。