通常Linuxベースのオペレーティングシステムをインストールして利用することが多い「Raspberry Pi」に、ARM版のWindows 10をインストールすることができる「WoA Installer」とよばれるツールが公開されていることがわかりました(Softpedia)。
Lumia 950/950 XLにWindows 10を搭載することに成功した開発者Developer Jose氏によって作成されたツールで、動作に必要な要件は以下の通りとなっています。
- Raspberry Pi 3 Model B (または B+)
- microSDカード(A1レーティング推奨)
- Windows 10 ARM64イメージ
これまではRaspberry Piでは、組み込み機向けの「Windows IoT Core」を使用することができましたが、通常版のWindowsとは異なり、かなり機能が制限されていました。
ARM上のフルバージョンのWindows 10はRaspberry Pi向けの最適化は期待できませんが、はるかに多機能で、Raspberry Pを活用した新たなアイデアが共有されることにつながるかもしれません。