Microsoftは現在、Windows Insider向けの新ビルドの公開を休止しており、あらたなビルドの公開は、2017年の年明け後になると見られています。
休止の理由は、Creators Update担当のエンジニアの多くがクリスマス休暇を取っているためですが、これは、Microsoft内部で、Windows 10の開発が完全に止まったことを意味しているわけではないようです。
Windows Centralは本日、Microsoft内部のWindows 10のビルド番号が「15000」という区切りの数字に到達したようだと報じています(Softpedia)。
build 15000はbuild 10000以来およそ2年の歳月を費やして到達した記念碑的なビルドです。数字は華々しいものですが、機能面では、目立った新機能は追加されておらず、パフォーマンスの改良や、不具合の修正など、内部的な変更が行われているものと予想されています。
Microsoftは2017年3月頃の正式公開が予想される「Windows 10 Creators Update」の仕上げに向けた活動に入っており、Insider向けには1月中にもCreators Updateの新機能が導入されたプレビュー版が公開されることになると予想されています。Windows Insider Program参加者の方は、来年1月からの活動再開に向けて英気を養っておいたほうが良いかもしれません。