Microsoftが、2021年前半に公開予定のWindows 10の次期機能アップデート「21H1(Build 19043)」の開発を完了し、間もなくプレビュー版の公開が始まるとWindows CentralのZac Bowden氏が主張していることがわかりました(Windows Latest)。
Windows 10 21H1 for desktop will be build 19043, confirming once again that it will be another cumulative style release that sits on top of version 2004. It won't be a full blown OS release.
— Zac Bowden (@zacbowden) December 20, 2020
「Windows 10 21H1はBuild 19043となり、Version 2004をベースとする累積的なスタイルのリリースになることを改めて確認しました。完全なOSのリリースではありません」とのこと。
Version 20H2がVersion 2004をベースとしていたように、Version 21H1もVersion 2004をベースとし、「イネーブルメントパッケージ」によって機能を有効にするマイナーアップデートになるとの主張です。この場合Windows 10のビルド番号は、19041/19042から19043に変更されることになります。
21H1は1月か2月にWindows Insider Program参加者向けに公開されるとみられ、以下のような新機能が含まれると予想されています。
- 設定アプリの新しいアイコン。
- Windows検索のダークモード。
- Cortanaの新機能。
- タスクマネージャーにプログラムのアーキテクチャが表示できるように。
- グラフィック設定の改善。
- Windows Subsystem for Linuxの改善。
検索ダークモードその他のマイナーな改善点や機能は、毎月の累積アップデートのロールアウト中に、Windowsエクスペリエンスパックを介して配信される模様です。