MicrosoftがWindows 10でChromeを使用しているユーザー向けに、新たなポップアップ広告を導入していることが発見されました(Neowin、Softpedia、slashdot)。
今回新しく発見された広告は、GoogleのChromeブラウザーを対象としたもの。Chromeのアイコンがタスクバーに存在する場合に表示される可能性があるようです。
広告はMicrosoftの「Personal Shopping Assistant」(現在ベータ版)と呼ばれるChrome拡張のインストールを提案し、拡張をインストールすると、Chromeを使用して商品を検索する際、製品を比較して最適な価格のものが見つけられるようになります。実際に拡張を利用して製品を購入した場合、その収益の一部がMicrosoftに入るという仕組みです。
Thurrott.comのBrad Sams氏はMicrosoftから以下のようなコメントを入手した模様です。
We are always testing new features and information that can help people enhance their Windows 10 experience
私たちは常にWindows 10体験を強化するのに役立つ、新しい機能と情報をテストしています。
Softpediaによると、実際にはこれは"広告"ではなく、"tipsの通知"ということらしく、Windowsの設定 > 個人設定 > スタート画面で、「ときどきスタート画面におすすめを表示する」をオフにすることで無効にすることができるようです。
実害は少なそうですが、気になる方は「オフ」にしておいたほうが良いかもしれません。