Windows 10ではシステムの設定機能が、従来から存在する「コントロールパネル」と、モダンなUIを採用した「設定」アプリに分かれています。
同じような機能が2つの場所に分かれているのは、Windows 10の欠点の1つとして知られていますが、Microsoftはこの問題を修正するための取り組みを進めており、、Windows Insider Program参加者向けに公開された、Windows 10 Build 20211で、さらに新たな変更がテストされようとしている事が分かりました。
Windows Latestによると、Build 20211のMicrosoft Program Database (PDB)ファイルの中に、"RedirectProgramsAndFeatures"というフラグが含まれていた模様。コントロールパネルの「プログラムと機能」を設定の「アプリと機能」にリダイレクトする機能のテストが実施されるのではないかと見込まれています。
▲コントロールパネルの「プログラムと機能」。
▲設定アプリの「アプリと機能」
現在はそれぞれが独立して利用可能ですが、将来的にはコントロールパネルの「プログラムと機能」を選択しても、設定アプリの「アプリと機能」が開くことになるのかもしれません。
最終的にコントロールパネルを削除するためにはまだ長い道のりが残っていますが、地道な取り組みが進められていることがわかります。