Windows 10はUWPアプリやタッチしやすいシステムUIの導入によって、通常のデスクトップ/ノートPCだけではなく、タッチ操作主体のタブレット型デバイスでも無理なく動作することが大きな特徴となっています。
それらタブレット型デバイスでWindows 10の操作性を向上させるために、全画面主体の「タブレットモード」と呼ばれる専用のモードさえ導入されているのですが、ユーザーの知名度はあまり高くなく、多くの注目を集めるためにはさらなる改善が必要な状態といえるかもしれません。
今回、このWindows 10のタブレットモードをより魅力的に改善したコンセプト画像が、Zee-Al-Eid Ahmad Rana氏によってTwitterに公開されています(Softpedia)。
公開されたコンセプトは、モダンなインターフェイスを採用し全面的に刷新されたスタート画面を採用しています。ピン留めされたアプリは画面の左側に配置され、残りの右半分は「ウィジェット」によってカスタマイズ可能となっています。
Windows 10の次期機能アップデート20H2はマイナーバージョンアップで、タブレットモードに関する大きな変更は含まれていません。しかしWindows 10Xはタッチデバイス向けの新しいOSとしてさまざまな新機能が追加されており、Windows 10にもそれらの機能のいくつかが導入される可能性はあると予想されます。Windows 10タブレットがiPadやAndroidタブレットの強力なライバルとなるために、タブレットモードの積極的な改善を期待したいと思います。