先日公開されたWindows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 build 15042」に、Win 32プログラムのインストールをブロックすることができる機能が追加されていることがわかりました(Softpedia、gHacks)。
機能を発見した開発者のVitor Mikaelson氏は「15042からEnterpiseエディションを含む全てのエディションでWin32アプリのインストールを防ぐことができるようになった」とTwitterでつぶやいています。
機能の目的は、アプリのインストール元をMicrosoftが検証したストアアプリだけに限定することで、システムのセキュリティを改善するためのものと見られています。
▲アプリのインストール元は設定画面の「アプリと機能」で変更可能で、デフォルトはこれまで通り自由にWin32プログラムを含めてインストールが可能な「任意の場所のアプリを許可する」となっています。
▲「ストアアプリを優先するが、任意の場所のアプリを許可する」の場合は、インストーラーを実行すると上の確認画面が表示され「Install anyway」を選ぶことで処理を続行できます。「ストアアプリのみを許可する」の場合は、最初の画像のように完全にブロックされてしまいます。
Win 32アプリが完全にブロックされることはなさそうですが、今後より厳しいオプションがデフォルト化する可能性はありそうです。