今年の4月、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview Build 21359リリース時に、将来のWindows 10でタイムライン同期機能の一部が廃止されることを言及しました。
Microsoftアカウント(MSA)を通じてデバイス間でアクティビティの履歴を同期している場合、タイムラインで新しいアクティビティをアップロードするオプションがなくなる(AADに接続しているアカウントは影響を受けない)という変更で、年末にリリースされる、Windows 10 21H2で実施されると考えられていました。
しかし今回、Microsoftの新しいサポートドキュメントで、2021年の7月以降にこの機能の動作がストップする事が明らかとなっています(MSPoweruser)。
Note: Starting in July 2021, if you have your activity history synced across your devices through your Microsoft account (MSA), you’ll no longer have the option to upload new activity in Timeline. You’ll still be able to use Timeline and see your activity history (information about recent apps, websites and files) on your local device. AAD-connected accounts won’t be impacted.
注意:2021年7月以降、マイクロソフトアカウント(MSA)を通じてアクティビティ履歴をデバイス間で同期している場合、タイムラインで新しいアクティビティをアップロードするオプションはなくなります。なお、タイムラインを使用して、ローカルデバイスのアクティビティ履歴(最近使ったアプリ、ウェブサイト、ファイルの情報)を見ることはできます。 AADに接続しているアカウントには影響はありません。
Microsoftは、ローカルで動作するタイムライン機能が削除されるわけではないと強調していますが、今現在でもあまり知名度が高い機能ではなく、このままでは将来さらに縮小される傾向は避けられないかもしれません。