Windows 10の累積アップデートKB5014699などが公開 - 2022年6月の月例更新

Windows 10 logo

Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました(Neowin)。

  • Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2: KB5014699
  • Windows 10 Version 1909: EOS
  • Windows 10 Version 1903: EOS
  • Windows 10 Version 1809: KB5014692
  • Windows 10 version 1803: EOS
  • Windows 10 version 1709: EOS
  • Windows 10 version 1703: EOS
  • Windows 10 version 1607: KB5014702
  • Windows 10 Version 1511: EOS
  • Windows 10 Version 1507: KB5014710

それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。

June 14, 2022—KB5014699 (OS Builds 19042.1766, 19043.1766, and 19044.1766)

Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2用の更新プログラムKB5014699では、Windowsオペレーティングシステムのセキュリティに関する問題が対処されています。6月2日に公開されたKB5014023の内容に加え、Microsoft File Server Shadow Copy Agent Serviceの特権昇格(EOP)の脆弱性(CVE-2022-30154)への対処が行われています。

ハイライト:

  • Addresses security issues for your Windows operating system.    

改良と修正:

  • Addresses an elevation of privilege (EOP) vulnerability under CVE-2022-30154 for the Microsoft File Server Shadow Copy Agent Service. To become protected and functional, you must install the June 14, 2022 or later Windows update on both the application server and the file server. The application server runs the Volume Shadow Copy Service (VSS)-aware application that stores data on the remote Server Message Block 3.0 (or higher) shares on a file server. The file server hosts the file shares. If you don’t install the update on both machine roles, backup operations carried out by applications, which previously worked, might fail. For such failure scenarios, the Microsoft File Server Shadow Copy Agent Service will log FileShareShadowCopyAgent event 1013 on the file server. For more information, see KB5015527.

更新プログラムには以下の3件の既知の不具合が存在します。

症状 回避策
カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージからWindowsをインストールしたデバイスでは、この更新プログラムによってMicrosoft Edge Legacyが削除されても、新しいMicrosoft Edgeに自動的に置き換えられない場合がある。 LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージにスリップストリームする必要がある。Windows 10, version 20H2およびWindows 10, version 2004で使用されているSSUとLCUの統合パッケージでこれを行うには、統合パッケージからSSUを抽出する必要がある。

  • 以下のコマンドラインでmsuからcabを取り出す。
    expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <destination path> 
  • 以下コマンドラインで、先に抽出したcabからSSUを抽出する。
    expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <destination path>
  • この例ではSSU-19041.903-x64.cabという名前のSSU cabができあがる。このファイルをまずオフラインイメージにスリップストリームし、次にLCUを入れる。
KB5003690(2021/6/21公開)をインストールした後、KB5004945(2021/7/6公開)以降のアップデートなど、新しいアップデートをインストールできないデバイスがある。その場合「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」というエラーメッセージが表示される。 さらなる情報と回避策をKB5003690で確認可能。
Snip & Sketchアプリでスクリーンショットのキャプチャに失敗したり、キーボードショートカット(Windowsキー + Shift + S)で開けない場合がある。KB5010342以降の更新プログラムをインストールした後に発生。 問題を調査中。

Windows Updateの他、Microsoft Update Catalogや、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。