Microsoftは本日、Windows 10 Version 1511用の累積アップデート「KB3140768」をリリースしました(Windows 10 update history、Neowin)。更新は通常Windows Updateにより自動でインストールされますが、Microsoft Update Catalogから手動でファイルをダウンロードしてインストールすることもできます。
KB3140768はWindows 10 Version 1511およびWindows Server 2016 Technical Preview 4に対するセキュリティ更新で、新機能は追加されていませんが既存の機能の品質の改良や不具合の修正が行われています。
主な修正内容は以下の通りです。
- Bluetooth、ウェアラブル、連絡先へのアクセスするアプリのサポートの改良
- アプリインストール時の信頼性とナレーターの改良
- ハイバネーション、入力、ダウンロードと更新インストール時のパフォーマンス改良
- Windows 10からXboxにログインできない問題の修正
- 不正なコンテンツ再生に関するセキュリティ問題の修正
- Microsoft EdgeでPDF閲覧時にリモートコードが実行可能となる問題の修正
- .NET Framework、IE 11、ネットワークに関する問題修正
- そのほか、Edge、IE 11、USBストレージ、カーネルモードドライバ、.NET Framework、フォント、OLE、ログオン、PDFライブラリ、Adobe Flash Playerに関する問題の修正
変更の詳細はKB3140768でも確認できます。なお更新後Windows 10のビルド番号は「10586.164」に変更されます。