先日リリースされたWindows 10用の累積アップデート「KB3194798」を適用すると、ディスククリーンアップに3.99TB分の項目が表示される謎の現象が報告されていることが分かりました(Softpedia、スラド)。現象が発生したラップトップPCは、256GBのSSDドライブだけしか搭載しておらず、またサイズが巨大すぎる事からなんらかの不具合だと思われています。
今回の不具合はWindows 10 Version 1607向けの累積アップデート「KB3194798」と、Windows 10 Version 1511向けの累積アップデート「KB3192441」で発生し、オリジナルのWindows 10向けの「KB3192440」では報告されていません。
ただし容量の表示がおかしくなっている場合でも、ディスククリーンアップユーティリティの機能自体はおおむね正常に動作している模様です(実行に時間がかかりすぎるという現象を報告しているユーザーも存在しているようですが)。KB3194798ではインストールに失敗するという問題も報告されており、早期の解決が期待されています。