Windows 10の問題や機能の提案をMicrosoftに直接送信することができる専用アプリ「フィードバック Hub」。
うまく機能すればユーザーの声を直接拾い上げることができる有益なアプリになるはずですが、実際はそうはなっていないのかもしれません。フィードバック Hubに政治的なコメントや、広告、スパムなど無関係な情報が投稿され、野放しになっているとの指摘が行われています(Softpedia)。
Redditのユーザーは、政治的なコメントを含む投稿が1ヶ月以上前から存在したと主張し、このために存在する"Report Abuse(不正な使用を報告)"ボタンも、連続して3回以上異なる投稿に対して使用すると、ツールが無効になるため機能していないと指摘しています。
Microsoftがスパムをブロックすることに熱心ではない事実は、ユーザーのフィードバックを調査していない証拠で、(真意は不明ですが)MicrosoftがLinuxのやり方を押しつけようとしていると批判するユーザーも存在します。
Microsoftがフィードバック Hubで寄せられた情報に注目していないと批判されたのはこれが初めてではなく、Windows 10 October 2018 Updateのリリース前に、ユーザーライブラリのファイルが削除されるバグが報告されていたのにも関わらず、見逃されていたという事実があります。
