Windows 10の標準日本語IMEの入力モードの切り替え方法が、これまでの「半角/全角」キーによるトグル方式から、「無変換」でオフ、「変換」でオンになる、いわゆるMac方式に切り替えられる可能性があることがわかりました(ITmedia)。
先日Windows Insider Program参加者向けに公開された、Windows 10 Insider Preview Build 18305の日本語入力に関する改善点を紹介するブログ記事では、日本語IMEの変更に関して以下のように説明されています。
キー設定については、特に多くのフィードバックをいただきました。多くの方が行っている設定として IME のオン / オフを切り替える設定を強化しました。[無変換]、[変換]、[Ctrl]+[Space]、[Shift]+[Space] に関して設定が変更できるようになっています。なお、フィードバックに基づき、[変換] キーを IME オンに [無変換] キーを IME オフにする設定を既定にしています。再変換など従来の設定で [変換] キーや [無変換] キーを利用する場合は設定画面で変更が可能です
個人的にもMacとWindowsを併用し始めてから、IMEの切り替えは全て「変換」「無変換」キーによるMac方式に統一しています。「半角/全角」キーのトグル式と比べると現在のIMEの状態を考えなくて確実にIMEのオン・オフが可能だからです。
日本語IMEの新しいキー設定機能は、少数のユーザーから徐々にロールアウトが始まっている段階らしく、手元の環境では確認することができませんでしたが、長年の歴史を持つIME切り替えのデフォルトキーがついに変更されることになるのか注目です。