Windows 10 Anniversary Updateで発生していたフリーズ問題を解決することに成功したMicrosoftが、今度は別の不具合に悩まされていることが明らかとなりました。
その不具合とは、現在Windows Insider Programに参加したFastリングユーザーに限定されて公開されている「Windows 10 Insider Preview Build 14915」で発生する問題で、同ビルドをインストールしたPCでWi-Fi接続ができなくなるというものです(WinBeta)。
After the release of build 14915 to to the Fast ring for PC yesterday, a Wi-Fi bug has been discovered that is impacting a subset of users. Please review the following
Surface Pro 1、Surface Pro 2、初期のMarvellドライバーを使用しているWi-Fiアダプタで発生しているようで、問題が発生したアダプタでは以下のような画面が表示される模様。
不具合が発生するとWi-Fi接続ができなくなり、現在のところWi-Fi接続を復活するための一時的な対策もみつかっていません。根本的な対策が見つかるため、以前のビルドにロールバックするか、有線接続でしのぐ方法が提案されています。
開発チームは現在問題を調査中で、次期ビルドで修正される見込みとなっています。
相次ぐ不具合発見に不安になりますが、今回は製品ビルドではなくプレビュービルドで発見された不具合だったのは不幸中の幸いだといえるかもしれません。