Microsoftは28日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview build 16232」をリリースしました(MSPoweruser)。同時にモバイル版のプレビュービルド、build 15229 for Mobileも公開されています。
Windows Insider Programに参加し、更新設定を”Fast”に設定しているユーザーは、既存のWindows 10環境からWindows Updateを利用して最新ビルドに更新することができます(PC版の場合「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」より更新できます)
build 16215は今年の秋にリリース予定のWindows 10 Fall Creators Updateに向けた開発版ビルドです。今回のビルドではWindows Defender Application Guardなどセキュリティ関連の改良が行われています。
build 16232 for PCの主な新機能は以下の通り:
Windows Defender Application Guard (WDAG)の改良: Application Guard使用時している場合のEdgeの機能の改善が行われた。お気に入りやCookie、保存されたパスワードが将来のセッションでアクセス可能となった。
Exploit Protectionの導入: Windows DefenderセキュリティセンターからExploit Protection設定が利用できるようになった。
Windows Defender Antivirusにフォルダアクセス制御の導入: 不正なアプリやランサムウェアから重要なデータを保護することが出来る機能。機能をオンにしていて保護されたフォルダにアクセスしたアプリはブラックリスト入り。特定のアプリのアクセスを許可することもできる。
公式ブログには、修正の詳細な内容のほか、既知の不具合もリストアップされています。インストールする前に確認しておくことをおすすめします。