Microsoftは本日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview build 16241」をリリースしました(Blogging Windows、Neowin)。同時にモバイル版のプレビュービルド、build 15230 for Mobileも公開されています。
Windows Insider Programに参加し、更新設定を”Fast”に設定しているユーザーは、既存のWindows 10環境からWindows Updateを利用して最新ビルドに更新することができます(PC版の場合「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」より更新できます)
現在公開中のプレビュー版は今年の秋にリリース予定のWindows 10 Fall Creators Updateに向けた開発版ビルドです。今回のビルドでもFluent Designの要素である「Acrylic Material」の改良を含む多数の変更が行われています。
build 16241の新機能
Windows Shellの改善: ロック画面からpinとパスワードを復元する機能の追加や、Acrylic Materialの見た目の変更が行われた。Acrylic Materialは、XMLベースのUIとアプリにも影響する。
PCゲームの改良: プロフィールカードやゲームバーの問題の習性。
タスクマネージャーの改善: パフォーマンスタブのGPUセクションのデザインの変更。GPU名が左側に表示されるようになったほか、マルチエンジンビューがデフォルト化、GPUメモリ容量の表示、Dirext Xバージョン表示の修正など。Microsoft Edgeのプロセスがグループ表示されるようにもなった。
Mixed Realityの改良: USB接続のMixed Reality Motion Controllersのサポートや、接続性の改善、Mixed Reality Portalアイコンの更新など。
配信最適化の改良: "Delivery Optimization"設定で、P2P機能の有効、無効の切替が可能に。詳細オプションも指定可能になった。またダウンロードとアップロードの状況を確認できるActivitiy monitorも追加された。
WindowsコンソールとBash on Windows: Ubuntu LinuxディストリビューションがWindows Storeからダウンロード可能になった(build 16215以降が必要)。
公式ブログには、修正の詳細な内容のほか、既知の不具合もリストアップされています。インストールする前に確認しておくことをおすすめします。